第14回目のPodcastでは、スペシャルゲストとしてあの二木先生??と3人で女性差別、そして人種差別についてかなり踏み込んだ話をしました。UNKのJAK(Japanese Association at Kearney)という学生団体があり、その団体の年に1回あるもっとも大きなイベントの「Japanese Festival」の準備で夜中の2時まで作業をしていた後に収録するには内容が重すぎましたが、色々思っていることを話しましたのでよかったらPodcastを聞いてみてください!
1. 女性差別、女性蔑視について
東京五輪パラリンピック大会組織委員会の森喜朗元会長の女性蔑視発言というのが日本国内でとても大きなニュースとなり各メディアがこのことに対して取り上げていたと思います。今回のPodcastではこのことをメインに3人の意見を話すような会になっております。まず森喜朗元会長の発言のほんの一部を掲載したいと思います。
「女性がたくさん入っている理事会の会議は、時間がかかります。」
「女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです。」
などと言ったことを発言されていました。これに対してダウンタウン松本さんや、和田アキ子さん、ビートたけしさん、元大阪府知事の橋下さんなどがテレビや自身のTwitterで反応し波紋を広げていました。やはりアジアのとくに、中国、日本、韓国は他のヨーロッパやアメリカなどと比べると歴史的背景の立場からもわかるように男尊女卑という文化はあったことを否定することはできませんし、男女格差が今もなおあるということは事実だと思います。ただこの”蔑視”、”差別”と言った言葉は定義をすることが本当に難しく、私たちも結局明確な回答をポッドキャスト内で示すことはできませんでした。例えば、よく聞くこれらの言葉を見てみましょう。
「男のくせに泣くなよ」
「男なんだからその重たい荷物を運んでくれる」
「男は外で仕事をし、女は家で家事をしろ」
「女性を立てるためのレディーファースト」
私たちからしますと、これら全て立派な女性蔑視だと思います。日本に深く根付いているこのような教育や文化こそが1番の女性蔑視なんではないでしょうか?森喜朗元会長の発言後の約1週間後にアメリカ・テキサス州でのぞき魔をの逃走を防ぐため女性が男性に路上でタックルをし取り押さえたシーンがドライブレコーダーに録画されており、そのタックルのおかげで犯人が逮捕された事件で、警察は
「女性のタックルを称え、地元のアメフトチームへの入団を勧めた」
というニュースがありましたが、これはアメリカンジョークとして済まされるのに、なぜ日本での森喜朗元会長の発言はここまで波紋を広げているのでしょうか?皆さんもぜひこの問題について考えて私のInstagramなどにメッセージをください!
この「ドロシー・リンチ」というPodcastでは、アメリカ在住の留学生が映画や音楽、趣味のことなどをアメリカのカルチャー交えつつ好き勝手に喋るだけのドレッシングです。
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