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第11回目のPodcastでは2月1日にFacebookInstagramWebサイトで情報を解禁した、「Photobook 308」について話しました。それに付随してしげさんと私の写真や芸術に対しての考え方や価値観の違いについても話しましたのでチェックして見てください。

1. 写真はアートではない。ファッション?ポートレート?生緩いね。

しげさんとはアメリカに来た時から仲が良くいろいろな価値観が合うのですが、この考えだけだが全く合わないんですよね(笑)しげさんは写真はアートで自分のことを表すためのツールという風に言ってるんですが、私が思う写真はただ現実を切り取ったものつまり”写実”であり、そしてその切り取るためのツールがカメラなだけで写真は自己表現をするためだけのものではないというの私の考えです。はい、わかってます。そーとー思考に偏りがあるのは重々承知です(笑)ですので私が好きな写真はVOGUEなどの雑誌の写真やインスタ映えするようなポートレイトではなく、1994年にピューリッツァー賞を取ったケビン・カーターによる「ハゲワシと少女」やアメリカの同時多発テロの際に撮られた「The Falling Man」のような写真が好きですし、これらが本当の写真の意味であると思います。二つとも知っている方のほうが多いとは思いますが、かなり衝撃的な写真ですので、苦手な方は閲覧を控えてください。


2. 写真集「Photobook 308」制作開始

この度アメリカネブラスカ州のカーニーという街を舞台にした写真集を作ることにしました。その名前は「308」です。この写真集に関しての詳しい記事は、新しいプラットフォームを作りましたので、毎週月曜日朝7時に更新していきますので、そちらの方で確認をお願いします!概要だけ説明しますと、まずタイトルはこのカーニーのある地域一帯の市外局番が「308」から始まるということでこのタイトルにしました。そしてメインテーマが「”Nothing”, but there is “Something”」です。カーニーには電車だけでなく、バスもUberもなくタクシーも数台しか走っていないようなとても田舎で本当のアメリカを知るにはぴったりな場所に住んでおります。さらにこの街は大学があって初めて成立するくらいの人口3万人ほどの小さな街です。こんな街ですが、なぜか毎年100名以上の留学生が訪れ、ネブラスカ内だけでなく様々な州からこの何もない街に集まってきます。そこには目では確認することができない「何か」があると思い、その「何か」つまり”Something”に注目し撮影をして一冊にまとめていきたいと思います。そして私の好きな「ハゲワシと少女」や「The Falling Man」といったような写真は「死」ととても近い写真になっております。ですので、私の死に対する考え、そして現代社会の問題で「死」にもつながるいじめ、人種差別(Black Lives Matter)LGBTQIA+、そしてコロナとも関連づけた写真を撮っていこうと思います。まだまだ書きたいことはありますが、それは「308」のページからご確認ください。


この「ドロシー・リンチ」というPodcastでは、アメリカ在住の留学生が映画や音楽、趣味のことなどをアメリカのカルチャー交えつつ好き勝手に喋るだけのドレッシングです。
質問やリクエス、お便りなどは以下のメールまでお願いします。
hatej.2510@gmail.com

▼Podcastの音声はこちらから▼

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